あんたのせいだ!

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どういう理屈があったとしても、誰かのことを責めるとき、それは自分のストレスを相手に背負わせようとしています。

考えてみれば、完全にニュートラルになって、誰かと接するとき、「あー、このひとはこう考えるのねー(終わり!)」でいいはずです。外国の方と関わるとき、あるいは、宇宙人と遭遇したとき、相手の、その態度がどうのこうのって、指摘はできないですね。だって、相手の世界ではそれが『フツー』であって、こっちの尺度で推し量れるものではないから。そして、それって、個人のレベルでも、そのくらいの、ある程度の違いがあって当然なわけです。

でも、そこで、相手の行動に対して「そんなことをするなんて!」とか「そんなの普通じゃない!」とか指摘して、なんとかしたいって思ってしまうのは、そこに、自分の気持ちを乗せてしまうから。自分が期待したぶん、我慢したぶん、がんばってきたぶん、相手にも応えてほしいっていう気持ちを、直接相手にぶつけているわけです。つまり、自分のストレスを相手に流して、イライラを伝染させようとしているんです。

本来、相手の行動が気に食わなければ、その人との付き合いを、どうしようかと考えるだけでいいはずです。ほんとにだめなら、さようなら。でも、それでもいっしょにいたいなら、受け入れる。「あー、このひとはこういうひとなのかー」ってだけです。そして、それでいて「ステキ!」を感じられるひととだけ、わたしは、いっしょにいればいいのです。

『Portraits of a Woman, Aspects of a Goddess: Inspirational Cards』 by Riccardo Minetti

陰陽五行による解説

相手のことを責めてしまうのは「自分が正しい」と思っているからであり、それは「白黒思考」が強く出てしまっているということになります。陰陽五行では「白黒思考」は「金」であり、「切り倒す」という性質からもつながることがわかります。どういう考え方、関わり方があっても「自由」であるはずなのに、それを攻撃してしまうのは、線引きをガチガチにして、相手を「裁こう」とするからです。この線引きのガチガチというのもまさに「金」の性質です。

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