最強の剣豪として有名な宮本武蔵が「我以外皆師」という言葉を残しています。誰と関わるとしても、自分以外のひと、すべてのひとが師匠だと思って、リスペクトをもって接するということです。
わたしはもともと人に対してリスペクトするということができませんでした。なぜなら、わたしが最もまじめで、一番苦しい思いをしているから、それ以上の努力をしている人間なんてそういないだろうと思っていたのです。だから、どこにいても、自分と相手を比べて「あ、なんだ、たいしたことないな」って平気で思ったりしていました。今思うと、そりゃあ友達もできないよ、って話です。
でも、本当は誰にでも、自分だけの努力があって、苦労があって、誰にも言えない苦しみを抱えていたりするんです。ここで出会わせていただくことは、本当に奇跡のような軌跡であって、出会うだけでもリスペクトなんです。本当に出会ってくれてありがとうございます。そして、この出会いから、あなたへのリスペクトから、また多くのことを学ばせていただいています。
『The Women of Myth Oracle Deck』 by Maria Sofia Marmanides
陰陽五行による解説
「思い」のエネルギーは、陰陽五行では「木」に象徴されます。「木」は「頭」や「脳」の象徴でもあるので、「思い」を馳せると「脳」でつながるという「ネットワーク理論」の考え方と一致しています。そのため、相手に対してリスペクトという「思い」を抱いたとき、そこで相手とつながって、相手の脳から直接学ぶことができるのです。
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