「なまけものになりなさい」

オラクルメッセージ

『ゲゲゲの鬼太郎』の作者、水木しげる先生の名言のひとつに「なまけものになりなさい」というのがあります。先生の本によると、その真意は「なまけものになれるくらい、若いうちに苦労しとけ」ということだったと記憶していますが、しかし、そこにはもうひとつ、裏の意味があるような気がしています。

水木しげる先生といえば、朝起きるのが苦手で、学校にもほとんど遅刻していたというし、会社勤めもバリバリやっていたという感じではありません。でも、絵だけは好きだからって、ずっと手放さなかったんですね。先生曰く「絵は排泄と同じ」だそうで、そこに、本気の「なまけもの」があると思うわけです。

現代人は、とかく、頭に情報を詰め込みすぎです。スキマさえあれば、なんでも情報情報で、あれもこれもと渦に巻き込まれていきます。

自分なりの「なまけもの」を目指してみたら、なにをしているでしょうか?「なまけもの」になっても、続けたいことってなんでしょう?

『ANGEL DREAM ORACLE CARDS』 by Doreen Virtue & Melissa Virtue

陰陽五行による解説

陰陽五行では「社会生活」は「土」に象徴されます。そして、「土」から抜け出した先に「水」という「自我」を得る段階があって、人間の人生そのものが、そこを目指していくことが目的であると説明されます。「なまけものになる」は「睡眠」や「ゆったり」を大切することであり、これも「水」につながる象徴でもあります。また、「排泄」は「金」に象徴され、それは「表現」することであり、これも「水」につながるものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました