人のためにと、誰かの気持ちを考えた時点で、妄想の世界に入っていきます。いわゆる「白昼夢」状態になって、真実がわからなくなってしまうんです。
ということは、大切なのは、ひとの気持ちを考えないこと!やっぱり、ここで自分がどうしたいか、自分がどう感じているのか、そこに戻る必要があるんです。
世界を認識しているのは、自分でしかないから、ひとの目を通してみることはできないんですね。あくまで「自分」。
日本語だと、主語が省かれがちだけど、あえて「わたしは」って言ってみると、本当のところに気がつくかもしれません。
「わたしは」どうしたい?「わたしは」なにを感じていますか?
『ANGEL DREAM ORACLE CARDS』 by Doreen Virtue & Melissa Virtue
陰陽五行による解説
「ひとの気持ちを考える」ことは、あくまでも「思い」の世界の話であって、「地に足のつかない」「現実」ではないところにあります。こういう状態は、陰陽五行では「木」に象徴されます。一方、「地に足のついた状態、ちゃんと「現実」をみている状態は「土」という状態であって、これらは陰陽の関係にあります。そのため、ひとの気持ちを考えすぎることは、どんどん「思い」を増大させて「現実」からは遠ざかっていくことになるわけです。

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