祖母が亡くなったとき、その肉体から解放されて、わたしのまわりのすべてになっていくのを感じました。それまでは悲しい気持ちがいっぱいだったのに、そう、肉体の枠がなくなった途端に、ふっと軽くなっていくのを感じたのです。
わたしたちは、お墓参りをしたり、神社にお参りをしたり、なんとなくは霊的なものや魂的なものの存在を信じているはずです。しかし、それでも、どこまでいっても肉体の枠というものに縛られていて、この肉体自体の距離だったり、その動きのひとつひとつに囚われてしまっているんです。本当は、その枠を超えて、もっと大切な、本質的なものがその先にあるのに。
わたしがわたしの人生を生きることを決めたとき、肉体の枠を超えて、わたしの本質的なもの=魂に触れていく必要があります。そこに触れてはじめて、わたしはわたしらしく、縛られない自由な発想を持てるわけです。肉体の枠を超えると思ったとき、さて、次の動きはどうしますか?
『Talking to Heaven Mediumship Cards』 by James Van Praagh
陰陽五行による解説
「肉体」は「枠」であり、陰陽五行では「土」に象徴されます。それはこの世で生きるためには必要ですが、ともすれば「魂」=「水」のことを忘れさせてしまいます。そのため、時には自分の感覚に戻って、自分の「魂」を感じることが大切になるのです。
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