文明社会の、科学技術に囲まれた現代では、電子機器に触れるだけでストレスがかかってしまっています。人間の脳も電気で動いているから、電気で動いている電子機器に触れることは、実は直接脳にストレスがかかることでもあるんです。本来なら、自然に触れることで脳に溜まった電気を流してストレスを溜めこまないことができていたはずですが、自然とつながる機会も減ったために、ストレスは溜まりっぱなしになってしまうんです。
でも、もはや電子機器から離れることはできないし、自然に触れる機会はなかなかありません。
しかし、わたしたちには想像力があって、目の前に自然がなくても、それを想像するだけでつながることができるんです!考えてみるとちょっと切ないような気持ちにもなるけれど、実際、緑色のもの(フェイクグリーン、作り物の植物)を置くだけでも、自然に触れるような癒し効果が期待できるそうです。
だから、意識して「地球とつながる」「自然とつながる」って考えてみれば、それだけで自然に触れるような癒しを、どこでも受け取ることができるんです。余裕があれば、「自分の足の裏から白い光の根が伸びて地球とつながる」イメージをしてみると、グラウンディングして、地球のパワーをお腹の深くで感じることができます。
『Self-Love Oracle』 by Akal Pritam
陰陽五行による解説
「自然」につながる意識を持つことは、ここで書いたように「足元」に意識を向けるということでもあり、それは陰陽五行の「土」とつながります。「土」は、自分のなかにある「自然治癒力」も象徴するので、それを意識するだけで癒されるのは、妥当であるともいえます。

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