本当の自分の心の声は、とってもちいさい。心の声を聞くためには、「心よ!」って呼びかけるだけでいいけれど、本当の、心の声よりも先に、別の声が聞こえてきます。
「どうせ~」とか「わたしなんて~」とか。
頭のなかで話していることのほとんどは、自分の心の声ではなくて、誰かに言われたことだとか、どこかで押し付けられたこと。その声に、本当の心の声はかき消されて、それが自分の本音だって勘違いしてしまったりするんです。だけど、それは自分じゃないから、自分にとって必要なことをちゃんと教えてくれるわけでもない。むしろ、邪魔する声だったりするんです。
心の声はとってもちいさい。慣れればだんだん聞こえてくるけど、それを聞き分け、ちゃんと受けとることが大切です。本当の心の声は、わたしを傷つけたりだとか、否定するようなことは決してありません。
『Otherworld Oracle』 by Sandra Caputo & Laura Caputo
陰陽五行による解説
「心の声」は、いわゆる「直感」と同じです。「直感」というと必要なときにしか発動しないと思われがちですが、本当は常にはたらいているものです。ですから、受け取ろうと思えば、いつでも受け取ることができるわけです。しかし、それはとても小さいために、普段は気がつきにくいのです。これは陰陽五行では「火」の触媒のことです。

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