なにかを創りあげることは、世界を創ること

オラクルメッセージ

どんなものでも、なにかを表現して、創りあげることは、その世界を創ること。単純に「創る」って考えてみると、目の前の、例えば「ねんど」なんかをいじって、なにかの形にすることだと思うけど、現実には、そんなに単純なものでもないですね。

そこで表現されるものは、どんな形であったって、わたしの内側の世界から飛び出てきたもの。だから、その背後に、わたしの世界が広がっているはずです。つまり、その世界まで創りあげないと、その本意は伝わらないということです。

『ハリー・ポッター』の作者J・K・ローリングは、本に書かれていない部分の舞台設定を頭のなかに持っていて、だれかに聞かれれば、サラサラとなんでも答えたといいます。そんな世界を創りあげていたから、あの魔法の世界は広がり続け、いまだに世界中で人気なわけです。

なにかを創るなら、世界まで創ってみる。そういう意識で取り組んでみると、自分のなかにあるものを、もっと誰かに伝えていくことができるのかもしれません。

『Otherworld Oracle』 by Sandra Caputo & Laura Caputo

陰陽五行による解説

「世界」を創るということは、すべてをマルッと自分を認めてしまうということです。なにかを創り出すとき、自分のなかから引っ張り出してくるわけで、その背景には、自分のことをすべて肯定しているという感覚が必要なのです。これを陰陽五行では「火」の触媒といいます。

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