笑うことを知らない

オラクルメッセージ

よく覚えているのは、小学校の入学式のころに写真を撮ってもらったこと。ピカピカのランドセルを背負って、家の庭とか公園の滑り台とか、いろんなところに立って、写真を撮ってもらった。あのとき、はじめて、自分のなかで「写真を撮られるときの『笑顔』がわからない」って思ったんです。

歯を見せて笑う?わからない。えくぼ?わからない。

口角をあげるんだって言われても、なんだか自分の顔が引きつったような感じで、うまく笑うことができなくて、本気で悩んだことをよく覚えています。だって、どうすればいいのか、本気でわからなかったから。そういえば、泣いてしまいたいくらいの気持ちだった(笑)。

そっか、当時はなにも考えていなくて、ただ写真を撮られることが苦手って思っていた。でも、本当は、そもそも笑うことができなくて、それをどうすればいいのかわからなかったのかもしれない。自分では笑ったことがないなんて思ったことはなかったけど、そう考えると、小学校低学年の頃、「笑い声おかしい」ってバカにされたりしたのも納得できることになります。そう、笑うことを知らなかったんです。

笑うことは、単純に空気を振動させることであって、それは自分の波動を伝えていくこと。笑うと、ニュートラルな自分の波動が伝わっていくんです。それがなかったってことは、自分の波動を完全に忘れてたってこと。自然と笑うことって、とっても大切なんです。自分の本質を忘れないためにも。

『Pixiekins: A Daily Inspiration Deck』 by Paulina Cassidy

陰陽五行による解説

「笑い声」は「空気の通る音」です。「空気の通る音」は陰陽五行では「木」に象徴されます。「木」は「水」の子にあたるので、「水」=「魂」「波動」が直接影響するものになります。「笑うこと」もそうですが、「声」そのものも、「水」から影響された「木」にあたります。

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