他人から言われた「あなたのためだから」なんていう言葉は信用できません。なぜなら、どうやらこの人間の脳みそは、自分のことしか考えられないような構造になっているから。「あなたのために言うけど」「あなたのためを思って」なんていうのは、結局、自分のためになんらかの利益があって、はじめて成り立つ言葉なんです。その裏には「そうしてくれると、わたしも助かる」っていう気持ちが必ず隠れています。
だからこそ、純粋に自分のことを考えられる人間は、この世にひとりだけ。そう、わたししか、わたしのことを真剣に、まっすぐに考えてあげることはできません!もう一度いいます。わたしのことを考えられるのは、わたしだけなのです。
そのわたしの脳を使って「すべてはわたしのために」って考えていくと、本当にすべてがわたしのためになっていきます。これまで起こったことも、これから起こることも、すべてわたしの脳が、わたしのためという解釈をつけてみると?おお、純粋に、わたしのためって、ここにあったのか。
『Pixiekins: A Daily Inspiration Deck』 by Paulina Cassidy
陰陽五行による解説
人間はそれぞれ、経っている場所が違います。これは陰陽五行では「土」に象徴されることであり、つまり、それぞれの「立ち位置」が異なるのです。また、これは「肉体」が違うこととも同じです。「肉体」という「枠」が違う時点で、どう頑張っても同じ視点には立てないということです。そのため、自分のことを本気で考えられるのは、今の自分の「立ち位置」が一番わかっている自分だけということになります。

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