本当に美しいものに触れたとき、自然と癒しが起こります。美しさの基準はひとそれぞれだけど、本質的に美しいものは、おそらくすべての人類に共通していると思うのです。
「美しいもの」で思い出すのは、さだまさしの「風に立つライオン」の歌詞に出てくるアフリカの自然の描写です。「ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが 一斉に翔び発つ時 暗くなる空や」と、わたしは、この歌詞を書くだけでも、なんだか泣きそうになります。美術作品でも、音楽作品でも、もちろん個人の好みはあるでしょうが、しかし、そこでなにか本質の、そのひとの魂の部分に触れたとき、涙が出そうになったり、グッと深いところに響いてくるものを感じ、そして、癒されていきます。
だから、かっこつけなくていいんです。あなたがあなたらしくあることが、誰かの癒しになるかもしれません。あなたがこれまで負ってきた傷は、誰かの傷を理解するため。その傷の向こう側の、あなたの本当の光に触れた時、まわりに癒しが起こります。
『The Secret Language of Light Oracle』 by Denise Jarvie
陰陽五行による解説
「癒し」が起こるのは「本質」に触れたとき、と書いてみました。「本質」は「水」に象徴されます。「水」は「木」を育てる関係にあるので、そこから「思い」を新たに、また「始める」ことができるわけで、まさに「癒し」の効果になります。

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