水面に映る影と同じ

オラクルメッセージ

身のまわりで起こるすべてのことは、水面に映ることと同じと考えてみます。自分のなかでは大変なことが起こっていて、不安に押しつぶされそうだったり、焦って走り回りたくなったとしても、いったん落ち着いて「それもすべて、水面に映ること」と思ってみるんです。そうすると、本当は、その影に踊らされているだけで、それほど影響されていない自分がちゃんといることに気がつきます。

自分にとって、どんなに大変なことが起こっていても、実際には、なにも感じていないということは、実はよくあります。「こういうときには、こういう感情になる」という、一般的な情報やまわりの目に対するパフォーマンスとして、自分の感情が表れていたりするんです。だから、いったん「水面に映るもの」という捉え方をしてみると、自分に戻って、感情に波風を立てることがない感覚に気がつくことができるのです。

すべての物事は、水面に映る影と同じです。なにも慌てる必要はないのです。ただ、そこに映って、過ぎ去っていく。そして、本当に対処すべきことには、必要なすべてのリソースがちゃんと与えられているものです。

『Crystal Intentions Oracle』 by Margaret Ann Lembo

陰陽五行による解説

「感情に飲まれてしまう」のは「土」のあり方です。なぜなら、そこに「集中しすぎて」、全体像を見失っているから。「まわり」や「常識」の影響を受けるのも、まさに「土」です。「水面」というイメージを使うことで、「水」の「自分」を取り戻して、本当に「自分」が感じていることに意識を向けることができるわけです。

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