どんな感情も時間とともに、過ぎ去っていくものです。人間の感情って、科学的に考えれば「化学反応」と「電気信号」でしかないわけで、それは必ず減少していくものなんです。感情の主体である「ホルモン」は、化学物質の粒だから、時間が経てば消費されて、だんだ減っていくが自然です。
逆にいえば、減っていかない感情は、もはや自分の感情ではないってこと。いつまでも引きずってしまう感情?のようなものは、別の誰かに影響されたものだったり、常識としてそういう反応を「させられている」ということもあったりします。つまり、演じさせられているわけです。だから、ちょっと離れて、呼吸を整えてみると、それほど感情に波がたっていない自分に気がつくことができるんです。
感情は過ぎ去っていくもの。今がどれだけツラいと感じていても、それは今だけ。時間が解決してくれるのは明らかです。だからこそ、今ある、この感情をしっかり感じていたいと思うんです。
『ラブ ・ オラクルカード』 by ライトワークス
陰陽五行による解説
「感情」は「心」で感じるものなので、陰陽五行では「火」に象徴されます。「火」は「燃え上がり」ますが、たいていは一時的なもので落ち着いていきます。ずっと「燃え続ける」のは、別の、感情のようなものになっているからに他なりません。

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