どうしてもカンペキを求めようとしてしまうから、どれだけがんばったつもりでも「まだまだ!」って思ってしまいます。元気なときは、それでもいいのですが、さすがに疲れてくることもあります。自分ではどれだけできていないって思っていても、本当はめちゃくちゃできているんです!
小さい頃に親に認められる経験をしてこなかったひとたちは、「どうすれば親に認めてもらえるか」ということを常に考えて生きてきました。だから、親に認めてもらうために「これでもか、これでもか」と努力し続けようとするわけです。しかし、当時認めてくれなかった親は、今になって取り返せるわけではないので、結局、いつまでも褒めてもらえないという感覚だけが残ります。そのため、どれだけ苦しい思いをしていても「まだまだ」と、親から認められるまで(認められることはないのに)頑張り続けてしまうんです。
だからこそ、自分で自分を認めてあげることがとても大切です。あなたはじゅうぶんがんばっています。どれだけできていないように思うときでも、その時々で、全力を尽くしているんです。さすがわたし!いつもすごい!
『Archangel Animal Oracle Cards』 by Diana Cooper
陰陽五行による解説
「自分を認める」ことは、まさに陰陽五行の「火」の触媒にあたります。「火」が加わることで、「木」=「思い」は「土」=「現実」になっていきます。そのため、逆に、どれだけできていなかったとしても「自分、よくできてる!」と「認めてあげる」ことで、それが「現実」になり、本当によくできている自分になっていくことができるのです。

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