「陰陽五行」をやっていると「それ、おもしろいですね!」と興味を持っていただけることがあります。ところが、いざ教えるということになってみると「めちゃくちゃ難しいです(´;ω;`)」となってしまいます。それは「脳科学」とか「超心理学」みたいな分野でも同じことが起こります。いったいなぜでしょうか。
わたしたちが「難しい」と言ったとき、大まかに2つの意味を持ちます。ひとつは「もっと簡単な説明が欲しい」、そしてもうひとつは「受け入れることができない」です。前者は「理解したい」という姿勢があるのに対し、後者は「理解すらしたくない」が滲んでいるわけです。そして、わたしの専門とする「陰陽五行」などに対しては、後者の方が圧倒的に多いと感じています。
この理由は簡単で、それを知ってしまうことは自分のみたくない真実と向き合うことになるから。それを知ると、今の現状から成長せずにはいられないから、無意識的にそれを避けようとしてしまうのです。
「難しい」と言ってしまえば、それを受け入れなくても「まぁ、いっか」という感じになります。「難しい」からと、まわり道できると思っているわけです。でも、そこに人生を変えるような真実が含まれていることは多々あります。大切なのは、わたしが「難しい」と言ったとき、それを拒否していないかということです。
『Messages from the Mermaids』 by Karen Kay
陰陽五行による解説
「真実」は「本質」であり「水」に象徴されます。対して、それを「難しい」と思うのは「今のわたし」であって、今の「常識」からすれば「難しい」と感じるということなので、「土」に象徴される状態です。「難しい」と思うときこそ、「枠」の外枠に接しているからであり、その外側にこそ、成長があるので、それを超えていく必要があると言えるのです。

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