改めて「“魂”というものがあるらしい」と思ってみるとおもしろい。普段は、この肉体をもって、物質的なモノに囲まれて生活しているから、“魂”と言われてもそういう概念のひとつだと思ってしまいます。しかし、それぞれが持って生まれた才能とか個性とか、これまでの人生で培ってきたもの、経験してきたことは、すべて“魂”に由来するものだと考えれば、いろいろ納得できる気がするのです。
こんなわたしにも「“魂”というものがあるらしい」と思ってみると、今のわたしの生活が、その“魂”にとってふさわしいものだろうかと考え始めます。本当にわたしの“魂”が望んだ生活を、今のわたしはしているのだろうか?そうだとすれば、こんな不満も不安も焦りも感じることはないのではないか?
“魂”と現実にズレがあるから、“魂”がSOSを出しているのが、この不快感なのかもしれません。こんなわたしにも「“魂”というものがあるらしい」と思ってみると、次にやるべきこと、わたしが目指すべき場所がなんとなく目にみえてきます。“魂”に従うとすれば、まずなにをしますか?
『Archangel Animal Oracle Cards』By Diana Cooper
陰陽五行による解説
陰陽五行で「魂」は「水」に象徴されます。「水」とは、この人間の人生をかけて目指すべきところで「悟り」とも表現できるところです。「魂」があるということを意識することは、「現実」(「土」)の世界から抜け出し、本質に目を向けるための新しい視点を与えてくれます。そこから得られる思考こそ、わたしが本当に大切にすべきものがふくまれているのです。
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