時々、発作のように「有名になりたい！」と思ってしまいます。そして、気がついたら「バズるための～」とか「アルゴリズムが～」なんかの解説動画を一生懸命見て、「どうしたものかなー」とぐるぐるの考えが止まらなくなってしまうんです。結局、自分で行動ができなくなっている時点で、もうすでに利用されるだけの側になっているのですね。「有名になりたい！」と思っているということは、今の自分は「有名ではない」と思っていて、それは自分で弱者の立場を選ぶということを選択しているのと同じなのです。
大切なのは「有名になりたい！」といったとき、なにを目指して、そういっているのかです。そもそも「有名」ってなんでしょう？それがどれくらいの規模なのか、どうしてなのか、と深いところを探っていくと、別に有名になりたいわけじゃないということが見えてきたりします。（わたしの場合は「神戸のサロンに来てもらいたい」や「いろんな人と関わりたい」があがってきます。）
「有名」というキラキラした言葉に騙されて本質を見失ってしまうと、何事もうまくいきません。キラキラした部分の裏側にある、本質の部分にこそ、本当の魅力だったり、ステキなことが隠されているものです。「有名になりたい！」と思う裏側に、わたしの本心を探るヒントがあります。どうしてそう思いますか？
『WISDOM of the ORACLE』 By Colette Baron-reid
陰陽五行による解説
「有名になりたい」と思ったとき、それは自分の本質からくる「思い」ではなく、まわりのフワッとした空気感のようなものを受け取った結果である可能性があります。それを問い直すのが、今回のお話でした。自分のなかでは、本当はどう思っているのかを確認することは、まわりのみんなの価値観から抜け出すための方法です。みんなの価値観に囚われていることを陰陽五行では「土」にハマっているといいます。そこで気がつかないで、単に「有名になりたい」と思い続けるのは、みんなと同じところにいるからで、それではなんの成長もできません。その裏に隠された真意を考えようとするだけで、みんなから抜け出して、自分の本質とつながるためのヒントを得ることができるのです。
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