2023年6月、ちょうど去年の今頃に、朝起きられなくなって、なにをするにも力が出なくて、ほとんど寝たきりの状態になりました。起きるのもメンタル的にしんどくて、ずっとスマホでショート動画とゲームしかできない。起きて動こうとすれば、自分が情けなくて、でもしんどくて、なにもしなくても、起きていると涙があふれてきてしまう。当然、仕事どころではないし、また好きな映画にも集中できない。音楽もラジオも、他人の楽しそうな様子を見聞きするのが耐えられなくて、寝ることしかできなくなっていたのです。
今思うと、この「うつ状態」の最大の原因は「孤独」だと思います。頭のなかではいっぱいアイデアがあって、誰かに話したいことがあって、それを実行すれば楽しいと思っている。けれども、当時の自分にはそれを話せる機会がないし、実行に移すなんてとてもできなかった。自分のアイデアとか話したいこととかをすべて内側に閉じ込めて、自分で自分を否定し続けていたのだから、自分が自分で嫌になるのも当然です。「こんな自分、もう知らない!」という魂の叫びが、朝起きられないになったのだと思うと、本当に自分にかわいそうなことをしてきたと思います。
でも、そんな「孤独」のなかで、自分をみつめていると、その内側にいかにステキなものを持っているかを実感することができます。「孤独」になってしまうのは、その輝きを自分で押さえつけてしまうから。だとすれば、そのキラメキをちゃんとキラキラさせれば「孤独」になる必要もないわけです。わたしのキラキラはちゃんと内側にあって、輝くときをずっと待っていたのです。ぜひ、あなたのキラキラも見せてくださいっ!
『Magick of you oracle』 By Fiona Horne
陰陽五行による解説
「孤独」になってしまうのは、自分への「愛」が不足するからです。「愛」は陰陽五行では「火」に象徴されます。「愛」というと大げさに聞こえるかもしれませんが「今日はなに食べたい?」ということで、自分の意見を認めないことさえも、自分に対する「愛」の否定になります。だって、自分のなかでは「こうしたい!」があるはずですから。「孤独」になってみるからこそ、自分のなかをみつめて、自分の本当に向かいたい方向が見えてきたりします。それが見えたとき、今度こそ、自分の思う方向に進んで行けばいいのです。
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