ここにも、そこにも、あそこにもッ!

オラクルメッセージ

以前、宮司さんとお話させていただく機会がありました。そのとき、失礼ながら「神さまの存在を感じるのはどういうときですか?」と質問させていただきました。すると、その宮司さんは「そうですね、風もないのに、あの幕のところがフワッと揺れたら、それは神さまかなって思いますね」と答えてくださいました。

たしかに「風もないのに動く」って、それだけでゾクッとするような、不思議な体験です。科学的には説明がつかない、自分のなかの常識を超えて、物事がなにか見える形で変化するというところに、神さまを感じるわけですね。でも、考えてみれば、そんなことってわりとしょっちゅう身のまわりで起こっているような気もしてきます。

さっきここに置いたはずのモノを見失ったとか、いつもと同じようにしているのになんだか落ち着かないとか。わたしの意識では説明がつかないことって意外と日常的に遭遇しているんです。けれども、普段はそれを意識で説明しようとするから、あえてみなかったことにしているのかもしれません。人間は意識していないものは目に見えないのです。

だからこそ、ふと見え上げた空がきれいだとか、風が心地いいだとか、夕日がきれいだとか、普段は意識していない、そんな日常のなかに感動を覚えたとき、そこに神さまの気配を感じることができます。いつでもそこにいてくださって見守ってくれている、そんな存在がそこには、たしかにいるんです。いつもありがとうございます。今日は少しだけ、意識してみようかしら。

『Ancestor Spirit Oracle Cards』 by Jade Sky

陰陽五行による解説

普段は意識していないところに、神さまが宿ると書いてみました。普段意識されない部分のことを心理学では「無意識」といい、陰陽五行では「火」で象徴されます。「神さま」の介入のことを陰陽五行では「火」の触媒といって、自分の思いを実現するためには不可欠と説明されます。ここで神さまの存在を感じることは、そういうバックアップがあることを改めて認識し、「火」の触媒をうまく受け取るための意識を作ることでもあります。

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