忘れ去られた記憶のカケラ

オラクルメッセージ

朝、顔を洗いながら「なにか忘れている気がする…」ってことがあります。なにか、かなり重要なことを考えていたような、自分でも驚くようなすばらしいアイデアを思いついていたような、そんな気はするけど、深いところで忘れてしまっていて、それを思い出すことができない感覚だけがあるんです。

また、さらにそれをそのままにしておくと、それを考えていたことさえもいつのまにか忘れ去っていきます。

そう、考えてみれば、思い出せない感覚があるときのほうがまだいいのかもしれません。わたしたちの考えとか記憶って、あいまいで、いつのまにか忘れていたり、意識しないと意識されない部分が実はたくさんあります。本当は、すごく有意義で、役に立つはずの考えも、どこかで忘却の彼方へ忘れ去られていくことがしょっちゅうあったりするんです。

ですから、そのカケラをみつけたときには、全力でつかみ取りたい!それは、朝の支度のときや、シャワーを浴びているとき、そんな何気ない日常の片隅でみつけることができます。そのカケラを大切に拾ってきたとき、ただのカケラで役に立たないと思っていたものが、途端に輝きだして、なにかのサインを与えてくれたりするわけです。

『Galactic Guides Oracle』 by Victoria Maxwell

陰陽五行による解説

「忘れ去られていく」のは、いっけん「動いていない」「役に立たない」と思っているものだからであり、これは「夜」や「冬」に通じるものがあります。つまり、これは陰陽五行では「水」に象徴されます。「水」は「木」を育てるので、それがなにかの「はじまり」のきっかけになったりするのです。しかし、「みえないもの」にしてしまうと、それがなかなか意識されないということになります。

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