「美しい」と思う感覚って、本当に人それぞれ。好きな俳優さんやアイドルが違うのと同じように、芸術作品だって、みんな好みが違う。だからこそ、いろんな形の表現があっていいし、なにを好きになろうが、なにを「美しい」と思おうがそれでいい。
わたしが「美しい」と思うものに、誰にも意見させる必要なんてないわけです。わたしが「美しい」と思えば、それがわたしの世界観になっていく。だって、わたしは、わたしのこの感性を通して世界をみているから。それ以上のなにかはまったく必要なくて、わたしはわたしの見方をすればいい。
他人のいう「美しさ」を、わたしは理解できなくてもいい。みんなが「美しい」というからって、それを自分も「美しい」と思うとは限らない。そう、みんなと同じ感性で感じられなくてもいいんです。
大切なのは、わたしが「美しい」と思えること。誰も共感してくれなくたって、わたしはわたしの世界観で、わたしの感じたままに「美しい」と言いたいんです。
『Mythic Oracle』 by Carisa Mellado
陰陽五行による解説
「美しさ」は陰陽五行では「土」に象徴されます。「土」は「枠」であり、やはり自分の感覚のなかにしかない、個人の感覚だけで決定されていることが、ここでも明らかにわかります。「美しい」ということは、それぞれの感性で語ることそのものです。

コメント