考えてみれば、赤ちゃんだったわたしは立つこともできなかったし、言葉も話すことができなかったはずです。でも、いつのまにかそれができるようになって、それはもはや、奇跡としか言いようのないことです。
あなたが何か行動をすれば、必ず変化が起こります。この文章を読むだけでも、確実にあなたの脳は成長し、なにかを得ることができているはずです。普段は意識しなくても、それはいずれ大きなものになって「うわー、奇跡!」と思えるようになっていくわけです。歩けたり、話せたりするようになったのと同じことです。
つまり、小さな奇跡はいつでも起こっていて、大きな結果だけを奇跡だと認識しているというわけです。今日、この文章を読んだだけでも奇跡!起き上がって、朝ごはんを食べただけも奇跡!なのです。小さな奇跡を「奇跡!」と思ってみると、今を生きているだけで、ほんとに楽しい!と思えてきます。
『Mystical Shaman Oracle』 by Alberto Villoldo, Colette Baron-Reid
陰陽五行による解説
どんなことでも行動すれば、必ず変化が起きています。陰陽五行はすべてを説明できる哲学ですから、人生の大きな流れだけではなく、ほんの些細な行動だけでも、「木」⇒「土」⇒「水」の流れに沿って説明できてしまうのです。
行動することはすでに「木」⇒「土」のルートを完了しています。そして、それによる「自分の変化」は「水」です。「水」は「本質的なもの」を表し、それはもしかすると自覚できないくらい小さなものかもしれません。しかし、確実に変化が起きる。それが「本質」になっていく、ということを表しています。そして、ここでいう「水」は「奇跡」そのものと言えるでしょう。それに気がつくことができれば、さらに「木」が加速されて、次の成長につながっていくというわけです。
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