未来が不安になってしまって、なにか確信がないと決断できなくなってしまうときがあります。今、ここでこんなお金を使っても大丈夫だろうか、この講座を受けるということは間違っていないだろうか、あの人に会いに行くことは正しいだろうか。迷いのなかで、少しでも確信を得るためのツールが占いの役割でもあります。
しかし、人間にとって唯一の確信は占いではありません。占いで確信を得られたとしても、逆にそれを叶えないように逆らって行動することも可能です。つまり、占いで得られた確信は、あくまで自分がそのように行動したときに、そうなるということだけです。少しでもそのレールから外れれば、違う未来にもつながっていくのです。
人間にとっての唯一の確信は、今、この地球の上で生きているということです。地球上にいて、地面からの重力を感じ、呼吸をしているということだけは揺るぎない事実であり、確信です。ですから、確信が欲しくなったら、地面を感じて、自分の呼吸に集中してみてください。生きていることが確信できたら、次の一歩の確信が、心のなかに感じられるはずです。
『Raise Your Vibration Oracle』 by Kyle Gray
陰陽五行による解説
「確信」が欲しくて不安になってしまうのは、「今」に集中できなくて、過去や未来のことを考えてしまっているからです。そのため、「今」に集中することで、この状態を脱出することができます。
「今」は陰陽五行では「土」に象徴されます。「土」は「自分の立ち位置」のことであり、自分の状態を感じることそのものでもあります。そのため、地面を感じて、自分の呼吸に集中すること自体が「土」のエネルギーを高めて、「今」を生き、確信を得ることにつながっていくのです。
また、「占い」は本人との「エーテル体」の共有によって、未来を読み解こうとする学問です(個人の見解です)。「エーテル体」ですから、「土」のエネルギーに支えられているわけで、「土」とは「枠」、つまり「このレール上で」という意味になります。そのため、自分で曲げようという意志があれば変えることもできるし、占いの結果には「このままいけば」という意味が必ずついてきます。
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