本当はなにも感じていない

オラクルメッセージ

なにか事件が起こったときに「うわー、たいへん!」と感じて、不安になって、パニックになって慌ててしまったりします。でも、本当の自分は、実はなにも感じていなかったりするんです。「うわー、たいへん!」と思った時に「本当にそう思ってる?」と自分に聞いてみると、意外と冷静な自分もいてなんだか逆に驚きます。自分ではバタバタしていると思っていても「本当に?」と改めて確認すると「別にー」だったりするのです。

自分が思うよりも、自分の感覚と他人の感覚が混ざってしまっているし、誰かのために“慌てる”とか“不安になる”という演技をさせられていたりするんです。

ですから、「本当はなにも感じていない」と、自分の心を『静かな水面』と想像してみましょう。物事が起こるのは、そこになにかが映るだけ。水面にトンボの影が映ったところで、波風を立てる必要なんてないのです。ただ影が映るだけ。本当は何も感じていなかったりするのです。

『Intuitive Life-Coaching Oracle』 by Kelly T. Smith

陰陽五行による解説

周囲の感覚や常識的な考え方にハマってしまうことを、陰陽五行では「土」で表現します。ここでの「他人の感覚」や「演じさせられている」というのは、まさに「土」にハマっている状態であるといえます。

今回は、それに気がついて自分の心をちゃんと感じてみるということを書いてみました。他人と自分を切り離して、自分の心をみつめてみることは「土」から「水」に抜け出していくことです。「水面」を想像すること自体が、そこにつながるためのカギになっています。

コメント

  1. EloisaD より:

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