新しいもののためにスキマをあける

オラクルメッセージ

新しいものを受け入れるためには、そのためのスキマがなければなりません。人間にはスキマがあれば埋めたくなるという性質があるので、なにかが終われば入ってくるのは至極当然のことです。モノを片付けて余裕を持たせておきたいのに、いつのまにかギチギチに詰め込んでしまうのはこのためです。

ですから、新しいことをはじめたい、今の自分を変化させたい、新しい世界にアクセスしたいと思うなら、なにかをきちんと終わらせて、自分のなかにスキマを作ってみましょう。新しい出会いも同じです。出会いがないと嘆くのは、今、自分の手元がいっぱいいっぱいだから。前の人をちゃんと忘れて楽しくやっていれば、そのスキマを埋める流れが必ず起こってくるものです。

はじめたいなら、終わらせる。終わらせたから、はじめられる。考えてみれば、当たり前のこと。スキマをあけてみれば、はじまりの流れを感じてわくわくしてくるはずです。

『Gateway Oracle Cards』 By Denise Linn

陰陽五行による解説

なにかを「はじめる」ことは、陰陽五行では「木」に象徴されます。「木」は「春」や「朝」を象徴し、「水」との間に「水生木」の関係があります。つまり、「水」によってエネルギーが高まるということです。「水」は「冬」や「真夜中」を表し、「冬」があるから「春」が来るし、「真夜中」があるから「朝」が来るということになります。また、「水」は「終わり」の象徴でもあります。

そのため、「はじまり」の「木」は「終わり」の「水」によって、エネルギーをもらうということになり、「終わらせる」ことが「はじまり」を作るという関係があることがわかります。

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