この宇宙にいる安心感

オラクルメッセージ

自分のなかで悩みごとが大きくなって、どうすればいいのかわからなくなったら、地球から離れて宇宙空間へと入っていく自分の姿を想像してみます。目を閉じて、フワッと浮かび上がる自分のイメージしてみましょう。自分の体を下に見つめながら、ずっとずっと上のほうにあがっていきます。自分の住んでいる家の屋根が見えて、近所の公園が見えて、それから雲を抜けて、地球の丸さを確認します。大きいと思っていた地球が、いつの間にか遠くに見えて、一円玉くらいの大きさになって、暗闇のなかで点にしかみえなくなっていきます。

地球があんなに小さく見える宇宙にいると、自分の悩みがとても小さいことのように思えて、もはや何で悩んでいたのか、それさえ思い出すことができなくなっているのかもしれません。宇宙って、本当はすごくあたたかいところであって、あんなことで悩むことすら必要もないことだったと、思い出すことができたのかもしれません。暗闇のなかで、あの青く輝くわたしの住処をみていると、そこにいるだけで安心できる、そんなあたたかいものを、わたしの内側に感じることができるんです。

そうして、意識を自分の肉体に戻してみると、さっきまでの悩みがそれほど重たいものではないような、不思議な安心感を感じています。状況はなにも変わっていないとしても、暗闇にポツンと浮かぶ、この星のうえにいられるだけで、すべてがうまくいっている、そんな気がしてくるんです。

『Mystical Journey Oracle』 By Tennessee Charpentier

陰陽五行による解説

「宇宙」へ「空想」を広げることは、陰陽五行では「水」に象徴されます。「想像力」は「木」ですが、「見えないもの」は「水」に象徴されるので、この場合は「水」が高まっていくと考えます。

自分の悩み事が大きくなって、わからなくなってしまうのは「土」にハマりすぎてしまって、客観的にみることができなくなっていることが原因です。そのため、「土」にハマりすぎている状態から、抜け出していくために、自分の「本質」に目を向ける必要があり、それは「宇宙」規模に想像力を広げることだったりするわけです。

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