“やりたいこと”は決まってた！

「やりたいことがわからない」って思っていたけれど、本当は心のどこかでわかっていたはずです。だって、昔から興味を持ってきたことは、どれも今の仕事（やりたいこと）に結びついていることだし、やりたいと思わないことは興味すらもってこなかったから。昔から興味を持っていたこと、好きだったことそのものが、結局、わたしが一生をかけてやりたいことだったりするのです。

でも、それが「わからない」ことにされていたのは、やりたいことをやってしまうと、わたしのありったけの力が発揮されてしまうから。このわたしの本気の力を怖がる人たちが、それを邪魔して、力を発揮できないようにしているのです。邪魔をしているのは、親だったり、先輩だったり、あるいは世間一般なのかもしれません。いずれにしても、わたしが本気になったら困るやつらが邪魔しているから、わたしは「やりたいことがわからない」ということにさせられていたのです。

「やりたいことはわかってる」と思ってみると、今、とりあえずの「やりたいこと」が浮かんでくるのかもしれません。どんな小さなことでも、あなたが本当に「やりたいこと」。それを積み重ねていくことが、自分の「やりたいこと」をやるということです。

『SACRED SPIRIT READING CARDS』 By Anna Stark

陰陽五行による解説

「やりたいこと」が浮かぶのは「思い」なので、陰陽五行では「木」に象徴されます。それを「やりたいこと」と認識（「認めて」）して、やってしまうのが「火」の触媒になります。「やりたいこと」」をやるということは、常にそれを続けていくということであり、それは「火」の触媒を加え続けて、その方向に向かっていくということです。

それを「わからない」ということにしてしまうのは「土」の「枠」です。狭い「枠」のなかで育った植物がそれ以上は大きくなれないように、社会的な「枠」というのは、自分の成長を妨げてしまうことになるのです。