自分にとっては「当たり前」のことのなかに、本当の自分の「得意なこと」があります。だからこそ、自分でそれを見つけ出すのは難しい。自分では「当たり前」のことだから、ひとに言われてはじめて「あ!これって自分だけの得意だったんだ!」で気づいたりするのです。
だから、それって「認めてほしい」みたいな感覚とはまったく無縁の世界だと思います。自分のなかでは「当たり前」で、がんばっているわけでもないから、他人に「認めてもらう」必要なんかないのです。自分ではただ「やっているだけ」。「認めてほしい」と思ってしまうのは、自分で意識してがんばっているからで、それって常にストレスと戦いながら、無理やり続けていることだから、いずれしんどくなってしまうのです。
自分のなかの「当たり前」をひとのために活かすことができたとき、自分にとっても、他人にとっても、ステキな世界につながっていきます。なにもがんばる必要がないから、誰も無理する必要がないのです。そんなステキな世界は、もうすでに、自分の「当たり前」にあるのです。
『The Quantum Oracle』 By Sandra Anne Taylor
陰陽五行による解説
自分で意識しなくても「火の触媒」は常に、はたらいてくれています。そのため、自分が今生きている「現実」は「火の触媒」がはたらいた結果であり、なんらかの「思い」が「現実」として出てきているものになります。それは、自分がずっと好きだったことだったり、やりたかったことだったりするので、つまり自分にとっては「当たり前」になっているわけです。ですから、そこに対して改めて「火」のエネルギーとして、「明らかにする」としていくと、その現実化はさらに加速され、自分の才能をフルに活用できる世界になっていくというわけです。
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