ファミレスでおいしく食べていたら、隣に親子連れがやってきました。そして、3歳くらいの子供が我先にと、ソファに土足であがっていく様子を見て、わたしは「う、」となってしまうんです。自分が3歳のころの記憶はないけれど、物心ついたときには、ソファは大人に譲るものだったし、土足であがるなんて信じられない。マナーが悪いと思ってしまうのもそうだけど、自分はずいぶん厳しく育てられたって実感してしまいます。
普通だったら「なんてマナーの悪い!」とイライラしてしまうのかもしれません。しかし、わたしにとっては「そんな自由もあっていい」ということを見せられていると感じられます。子供にとっては、その「自由さ」こそが重要であって、それを表現することが本質だから。厳しくしつけられたわたしには、その「自由さ」が足りないのかもしれません。
目に映るものはすべて、自分にとって、みせられているもの。自分が見たいと思っているもの、みなければならないもの、みる必要があるもの。そこから何を受け取るかで、人生の学びは大きく変わっていく気がしています。
『GODDESS POWER ORACLE』 By Colette Baron-Reid
陰陽五行による解説
自分の「目の前」に現れてくるものは「現実」であり、自分にとっての「世界」です。これは、陰陽五行では「土」に象徴されます。そして、そこになんらかの「意図」を感じようとするのが「すべてはみせられているもの」として考えることです。さらに、それは「高次の存在」あるいは「無意識」を認めることとつながるので、「火の触媒」にあたります。「火の触媒」として認識すると、その作用はますます強くなっていくのです。
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