わたしの無意識さんは、常にわたしに忠実でいてくれる。わたしの意識が諦めようとしているときも、わたしの無意識は、わたしにとって必ずよくなる選択肢をちゃんと用意してくれている。わたしがどんなに弱音を吐いても、いちばん近くで、もっとも忠実に見守り続けてくれている。
わたしは無意識さんを意識することすらできないけれど、無意識さんは、わたしのことを忘れることすらないらしい。電車で立ったまま寝ることができるのも、最寄りの駅で起きることができるのも、無意識さんのおかげ。わたしが意識できないところで、とことんまでやってくれているのよねー。
無意識さんの考えていることを、わたしにも教えてほしいと思うけど、無意識さんは意識されると無意識さんじゃなくなっちゃうから、その考えを知ることはできない。でも、どこまでも、このわたしとともに歩んでくれて、いつでも支えてくれていることだけは、はっきりわかる。無意識さん、これからもどうぞよろしく!
『WISDOM of the ORACLE』 By Colette Baron-reid
陰陽五行による解説
陰陽五行では「無意識」は「火」に象徴されます。「火」は「熱」の象徴でもあり、人間として生きているからには必ず「熱」を持つということとも一致しています。常に「熱」を持っているから、生きているのであり、後ろで支えられていることを実感することができるのです。
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