久しぶりの友達に会ったり、実家に帰ったりすると、それぞれの場所でそれぞれの役割があることに気がつきます。普段は講座などでひとりでもしゃべっているわたしですが、友達のなかではそれほど自分からしゃべるわけでもなく、基本的には聞き役に回っています。また、実家に帰るとそこにはそこで、別の役割として、自分の役割を果たしているわけです。
それぞれの場所で、それぞれの役割があるとすれば、わたしの人生はそんな役割のつなぎ合わせでできているのかも?そうだとすれば、本当のわたしはどこにあるのでしょう?
だからこそ大切なのは「どんな自分でありたいか」です。まわりのひとと関わるなかで、わたしはそういう役割を“演じさせられている”のです。そう、まるで学芸会の役のように。それならば、いっそもっと大きな役をやってみたい、自分がやりたい役をやりたいじゃないですか!
さて、どんな自分を演じてみたい?わたしがそうなりたいと望み、それを演じるなら、人生はそうなっていくしかないのです!
『Magick of you oracle』 By Fiona Horne
陰陽五行による解説
「演じる」ことは、なりたい形がはっきりしていないとできないことです。すばらしい演技をする俳優は、その人物のプロフィールを自分のなかにしっかりと落とし込んで、その人物になりきって演技をします。だからこそ、「無意識」から出るふとしたしぐさやアドリブのなかに、その人物らしさがにじみでてくるわけです。この「はっきりさせる」とは、「明らかにする」であり、これは陰陽五行では「火」に象徴されます。つまり、「演じてみたい自分」を考えること自体が、「火」の触媒となって、自分の思うことを現実化するエネルギーを与えてくれるというわけです。
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