「時間がない!」と思ってしまうのは、たいてい『認知の歪み』が原因です。冷静に計算すれば、問題ないし、必要な時間は残されているはず。でも、やることがいっぱいあって、どこから手をつけたらいいか、迷っているあいだに、脳の認知機能が低下して、認識に歪みが生まれてしまうんです。
だから、いったん落ち着くこと。「時間がない」って思っているからこそ、いったんお茶でも飲んでみよう。そしたら「あれ?お茶を飲む時間があるじゃん」って、なんだかおもしろい感じがしてきます。これが認知機能が元に戻ってくるってこと。
あわてているときだからこそ、いったん落ち着く。「あわてない、あわてない。ひと休み、ひと休み」って、一休さんも言ってました(笑)。
『Energy Oracle Cards』 by Sandra Anne Taylor
陰陽五行による解説
「認知の歪み」は「思考」の暴走であるといえるので、陰陽五行では「木」の状態になります。「木」は上に上にとどんどん伸び上がっていくエネルギーのことです。そのため、これを「落ち着かせる」ためには「下げる」はたらきをすればいいことになります。ここでの「お茶を飲む」というのは、まさに「飲み下す」わけで、エネルギー自体を下に下げてくれるはたらきがあります。
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