去年、うつ状態からだんだん復活してきはじめたとき、とりあえずテレビゲームをすることにしました。いや、テレビゲームしかできない状態だった、というのが正しい。それまでは、寝ることしかできなくて、それでも寝るのもしんどくて、ショート動画をみて、いつのまにか寝落ちして、という毎日でした。
テレビゲームをするのも、集中できるかといえばそうでもなく、罪悪感と焦燥感に苛まれながら、なかば惰性的になにかをしていたいという気持ちを抱えて、なんとか続けていたんです。それに、ほんとはもっと生産的なことがしたいのに、それができないから、楽しいはずのゲームをしながら、ポロポロ泣き出してしまうこともしょっちゅうでした。
しかし、そこで「テレビゲーム」という好きなことに浸れる時間を取ったから、少しずつよくなってきたって思うんです。「ゲームは、生産的なことじゃない」っていうのは、ゲームが好きではない人たちからの洗脳であって、いやいや、ゲームは楽しむために当たり前にやっていいことなんよ！わたしは、そのゲームが好きなんよ！
自分のなかにある「好き」をちゃんとみつめて、いつでもそこに帰れるようにしておく。「好き」って、いつも心の拠り所で、ちょこっと離れたとしても、またそこに戻ってくるもの。それは他人に理解されなくてもいい。だって、わたしだけの、帰る場所だから。
『Universal Dragon Oracle』 by Carla Morrow
陰陽五行による解説
カードの意味は「規律」。自分の「芯」として貫かれたものはなにかということで「好き」についてリーディングしてみました。「好き」とは「愛」であり、それを認めてあげることが陰陽五行では「火」になります。つまり、「好き」を貫くことは「芯」を貫くことであり、それが自分の世界を作っていく「規律」になるわけです。
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