恐れと戦わない

オラクルメッセージ

恐れとは戦わなくていい。

恐れや不安が出てくると、ついついそこに立ち向かいたくなって、イヤでもそれに注目してしまいます。イヤなら避ければいいはずだけど、そのイヤなものに意識が向いて、他にそらすことができなくなってしまうんです。そして、それと戦って、打ちかますことを目的として「エイヤ!」と意識的な行動をしてしまうのです。「エイヤ!」とやると、緊張しているので、物事はうまく回らなくなってしまいます。

「恐れ」とは、本来「自分ではまだ見ぬ可能性を感じたとき」に感じるものです。つまり、可能性があるからこそ、そこに恐れを感じてしまうということ。ならば、それと戦おうとすることがいかにナンセンスなことかわかります。戦うのではなく、サインであり、合図なのです。

ですから、「恐れ」を感じたら「お、来たな!」と言ってみます。「恐い」と思っているのは、単にまだわかっていないから。飛び込んでみれば、なんてことはないのかもしれません。「恐れ」を「恐れ」として捉えることがなくなれば、無限の可能性へと開かれ、まだまだみえない可能性につながっていくことができます。

『The Healing Spirits Oracle』 by Gordon Smith

陰陽五行による解説

「恐れ」は、陰陽五行では「水」に象徴されます。「水」は「夜」や「冬」の象徴であり、そこには「みえないけれど、なにかいる」ということを表しています。そして、だから「恐れ」ということになります。また、だからこそ「可能性がある」ということで、そこにつながっていくことは、可能性を開いていくことそのものです。

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