今の自分にアイデアがなくて、行き詰ったと感じていたとしても、「オリジナルのわたし」ならなにか別のアイデアを知っているかもしれません。わたしたちは、いつのまにか、まわりに合わせてしまったり、誰かの期待に応えたりして、自分を自分でないものに作り替えたりしています。
重要なのは「手加減しないこと」です。最も象徴的には、親に対して手加減した経験があると、常に手加減するのが当たり前になって、ということが起こります。わたしが思いついたことを、わたしの親でさえ理解してくれないと感じてしまったとき、親でさえそうなのだから、他の人ならなおさら理解できないって思ってしまうんです。だから、常に手加減しながら過ごして、自分本来のアイデアとか実力を引き出すことができなくなってしまうというわけです。
そこで「オリジナルのわたし」につながってみると、手加減していない状態のわたしに戻っていくことができます。「オリジナルのわたしなら?」と聞くだけで、わたし本来の感じ方で、動き方で、行動できるようになっていくんです。そう、本来のわたしは、ちゃんと答えを知っていたんです。
『Earth & Bone Oracle』 by Sirian Shadow
陰陽五行による解説
「オリジナルのわたし」は、究極的には自分のことをちゃんと「認める」という一言につきます。これは陰陽五行では「火の触媒」そのものです。「火の触媒」は「思い」を「実現」させていくための力であったりするわけなので、それにつながることで、すばらしいアイデアを直感として受け取ることができます。
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