魂が満たされる

本当にやりたいことをやっているときって「魂が満たされる」みたいな満足感があります。それは誰かに言われてやることでも、「やらなきゃ」とか「やったほうが」という感覚でやることでもありません。ただ、自分がそうしたいから、そうする。それでいて、深い充実感があって、これがなければ自分ではないくらいに思えるようなこと。本当にやりたいことって、そんなもの。

よく「やりたいことがわからない」っていうけれど、それは「やらなきゃ」とか「やったほうが」に振り回されて、自分のことが良くみえなくなっているからです。でも、本当は、やりたいことは自然とやっているし、自分の深いところでは、実はわかっている。だけど、わからないことにしておいたほうが、なんとなく、波風立たないような、そんな気がしているのよね。わたしが楽しんでしまうことが、誰かの不幸につながっているって、どこかで昔言われたような？わたしのせいで、親が苦しんでいるって言われ続けてきたような。

この人生を生きることは、ほかの誰にも関係なく、自分の魂を満たすことでありたい。魂というものがあるなら、それが充実するために、今世も生まれてきたはずよね？だったら、自分を満たすことに何の問題があるのか。わたしは、わたしの魂を満たすために、生きることを選びたい。

『Archangel Oracle Cards』 by Diana Cooper

陰陽五行による解説

「魂が満たされる」は、陰陽五行では「水」に象徴されます。「水」は「本質的なもの」の象徴で、人間では「魂」や「霊」がそれにあたります。心理学的には「自我」といいます。「水」は「土」という「枠」に潰される傾向があり、つまり、まわりからは理解されないモノである可能性もあるわけです。まわりからは理解されなくても、自分が何がしたいのかを考えることこそ、「水」＝「魂」を満たすことになります。