「~しようとしている」とは、自分の意志力をもって、なにかに取り組もうとすること。自分の意志力で目の前のことに取り組もうとしているのだから、そこには「がんばらなきゃ」とか「やらなきゃ」といった義務感だったり、苦しんだり、少しはツラい思いをするといったニュアンスが出てきてしまいます。でも、本当にうまくいくときって、そんな「やらなきゃ」ではなくて、自然と、不思議とハマっていくって感覚の方が強いときです。
うまくいくときには、必ず「シンクロニシティ」がはたらいています。だから、自分のちょっとした行動に対して「おーこうなるのかー」という、ちょっと不思議とも思えるようなことが起こったりします。そして、それが起こるのは「やらなきゃ」という感覚で動いた結果ではないんです。もっと自然に、肩の力が抜けた動きをしたとき、そういうことが起こるんです。
つまり、「やらなきゃ」ってなってしまうのは、「シンクロニシティ」を信頼していないから。自分は自分らしくあるだけでいいのに、無理やり誰かの真似をしたり、誰かに言われたことをやろうとしていたりするときです。うまくいく、ってもっと自然で当たり前のこと。がんばった結果ではないんです。もっと自由でいいんじゃない?
『The Secret Language of Light Oracle』 by Denise Jarvie
陰陽五行による解説
「~しようとしている状態」は「シンクロニシティ」を信じていない状態と書きました。「シンクロニシティ」は「目にはみえないこと」が連鎖的に起こることだから、陰陽五行では「水」に象徴されます。一方で、「義務感」に駆られているのは、自分ではない誰かの基準に合わせているので、誰かの「枠」=「土」に象徴される状態です。「シンクロニシティを信じる」ということは、自分の意識を手放し、空っぽになることであり、これは「金」の触媒にあたります。

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