タロットを見ていて、怖そうなカード(場合によっては逆位置)が出ると、
「これ、大丈夫ですか?」
と聞かれることがあります。
死神。
塔。
悪魔。
名前も絵柄も、なかなか強いです。
でも私は、こういうカードが出たからといって、
そのまま悪いことが起こる
とは考えていません。
怖いカードほど、目につきやすい
タロットには、見た瞬間に意味が気になるカードがあります。
逆に、穏やかな絵柄のカードは、なんとなく流してしまうこともあります。
でも実際には、
「怖そうだから重要」
「明るそうだから安心」
と単純に分けることはできません。
そのカードが、
どんな質問で出たのか。
どの位置に出たのか。
周りにどんなカードがあるのか。
それによって、意味は変わります。
だから、一枚だけを見て怖がる必要はありません。
「悪い」のではなく、変化を示していることもある
たとえば、死神のカード。
名前だけを見ると、かなり怖いですよね(と、言われます)。
でも、実際には「終わること」そのものより、
終わるからこそ、次に進める
という意味で読むことがあります。
塔も同じです。
壊れる。
崩れる。
予定通りにいかない。
そう聞くと悪いことのように感じます。
でも、もともと無理のある状態だったなら、崩れたことで初めて立て直せることもあります。
人間はどうしても、
「続くこと=良いこと」
「終わること=悪いこと」
と考えがちです。
でも実際の人生は、そんなに単純ではありません。
いいカードが出ても、安心しすぎない
逆もあります。
いかにも良さそうなカードが出たからといって、
「絶対にうまくいく」
とは限りません。
どれだけ良い流れがあっても、自分が何もしなければ進まないこともあります。
だから私は、タロットを
吉か凶かを決めるもの
として見るより、
今、どんな流れの中にいるのかを見るもの
として使っています。
カードを怖がるより、使う
怖いカードが出たとき、
「どうしよう」
で止まってしまうと、せっかくカードを引いた意味が薄くなります。
それよりも、
「何に気をつけたらいい?」
「何を手放したらいい?」
「どうしたら、この流れを変えられる?」
と考えたほうがいい。
タロットは、怖がるためのものではありません。
今の状態を知って、
次にどうするかを考えるためのもの
です。
だから、少し怖いカードが出ても大丈夫。
「悪い未来が決まった」と思うのではなく、
ここに何かヒントがあるのかもしれない
くらいで受け取ってみてください。
カードは脅すために出ているわけではありません。
気づくために出ている。
私は、そんなふうに考えています。


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