オラクルカードは、何種類くらい持っていればいいのでしょうか。
結論からいえば、1種類でも十分です。(私がいうのもなんですが汗)
気に入ったデッキがひとつあって、そのカードと長く付き合っていく。それも、とてもいい使い方だと思います。
私自身、オラクルカードを使い始めた頃は「自分の気に入ったものだけあればいい」と思っていました。
そもそもコレクションが始まったのも、「自分にとって一番気に入るカードを探したい」というのが最初だったはずです。
ところが、いろいろなカードを手に入れて、その違いを見ているうちに、
「同じオラクルカードでも、こんなに違うのか」
ということがおもしろくなってしまいました。
そして現在、salon GeOdeで所蔵しているカードは500種類以上。
ここまで来ると「何種類持つべきか」という質問に対する答えは、
必要な数だけでいい。でも、複数持っているからこそ見えてくるものもある。
ということになります。
オラクルカードは1種類でも十分
まず、たくさん持っていなければリーディングができないわけではありません。
ひとつのデッキを何度も使っていると、
「このカードは、こういうときによく出る」
「この絵のここが気になるときは、こういう話になることが多い」
といった、そのカードとの付き合いの中でわかってくることがあります。
カードに慣れるという意味では、むしろ最初はいくつものデッキを次々と使うより、気に入ったものをじっくり使うのもおすすめです。
では、なぜ私は500種類以上も持つようになったのか。
単純にカードが好きだから、というのはもちろんあります。
でも、それだけではありません。
複数のデッキを使うと「違い」が見えてくる
いろいろなオラクルカードを使っていると、デッキごとの得意分野が少しずつ見えてきます。
恋愛について言葉を広げやすいもの。
気持ちを整理するときに使いやすいもの。
かなり具体的なメッセージを返してくるもの。
反対に、すぐに答えを出すというより、じっくり自分自身を見つめることに向いているもの。
これは、商品説明を読んでいるだけではなかなかわかりません。
実際にいくつものデッキを使い比べてみることで、
「このカードは、こういう質問のときに使いやすい」
という個性が見えてきます。
表現が違っても、同じところへ戻ってくることがある
私が複数のカードを使っていておもしろいと思うのが、まったく違うデッキなのに、結局同じようなことを言っていることがあることです。
天使のカード。
動物のカード。
色のカード。
神話を扱ったカード。
描かれているものも、作者も、使われている言葉も違います。
それなのに何枚か引いてみると、
「ああ、結局これも同じことを言っているんだな」
と気づくことがあります。
表現は違っても、本質的には同じところを指している。
私は、たくさんのカードを使うおもしろさのひとつは、ここにあると思っています。
ひとつのことを、いろいろな角度から見ることができるようになるのです。
相談内容によってデッキを使い分ける
複数のデッキがあると、相談内容によってカードを変えることもできます。
ただ、私は「恋愛なら必ずこのカード」「仕事ならこのカード」と完全に決めているわけではありません。
その日の相談内容や、その方と話していて感じたことから、
「今日はこれかな」
と思うカードを選ぶこともあります。
考えてみれば、リーディングはカードを引いたところから始まるとは限りません。
なぜ今日、このデッキを選んだのか。
そこからすでに何かが始まっている、と考えることもできます。
作者との相性もある

オラクルカードでは、作者の存在もかなり重要だと私は考えています。
タロットにはある程度共通した構造がありますが、オラクルカードはデッキによって構成も世界観もメッセージも大きく違います。
つまり、そのカードを通して触れているのは、ある意味では作者が切り取った世界でもあります。
同じ「天使」を扱っていても、作者が違えばまったく違うカードになる。
同じ「動物」を扱っていても、何を象徴として取り上げるかが違う。
だから私は、新しいデッキを使うとき、カードそのものだけではなく、作者やガイドブックについても見るようにしています。
複数のデッキを使うことで、こうした作者ごとの違いも見えやすくなります。
2種類以上を組み合わせて使う
私は、複数のデッキを一度のリーディングで使うこともあります。
たとえば、一方のカードで全体的なテーマを見て、もう一方で少し違った角度から補足する。
ただし、
「1枚では足りないから、もっと引く」
という感覚とは少し違います。
同じ質問に対して答えが気に入るまでカードを増やしていくと、かえって何を読んでいるのかわからなくなることがあります。
それより、
「このデッキでは、この部分を見る」
という役割がなんとなく決まっているほうが、複数のカードは使いやすいと思います。
結局、何種類持つのがいい?
これは、本当に人によります。
オラクルカードを楽しみたいのであれば、お気に入りの1種類だけでも十分です。
少し違ったテーマのカードも使ってみたくなったら、2種類、3種類と増やしてみる。
いろいろなデッキを比較したり、象徴や作者による違いまで見たくなったら、もっと増えていくかもしれません。
大切なのは、
「上級者だから何種類持つべき」ということではありません。
カードの数と、リーディングの上手さは別の話です。
ただ、いろいろなカードを見ることでしか気づけない違いがあるのも確かです。
私の場合は、それがおもしろくなりすぎて、気づけば500種類を超えていました。
500種類以上を見てきて思うこと
繰り返しますが、最初から、こんなに集めようと思っていたわけではありません。
自分にとって気に入るカードを探していたら、ひとつ増え、またひとつ増え、それぞれの違いを見ることがおもしろくなっていきました。
そして現在、salon GeOdeで所蔵しているカードは500種類以上になっています。
これだけ見ていると、
「このカードが一番いい」
という感覚は、むしろなくなってきました。
具体的な言葉をくれるカード。
ほとんど言葉をくれないのに、絵を見ているだけでいろいろなことを考えさせられるカード。
初心者でもすぐに使えるカード。
知識が増えてから、急におもしろさがわかってくるカード。
同じ天使を描いていても、作者が変わればまったく違う世界になります。
だから私は、カードを単純に「良い・悪い」で比べるより、
「このカードは、どんなカードなんだろう」
と見るようになりました。
そして、その違いを実際のカードを見ながら紹介するために作っているのが、別館の「オラクルカードミュージアム」です。
オラクルカード、タロット、ルノルマンなど、実際に所蔵し、使用したカードを中心にレビューしています。
この記事を読んで、
「ほかのカードも見てみたい」
「同じテーマでも、デッキによってどう違うのか見てみたい」
と思った方は、ぜひ覗いてみてください。


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