ひとは考え事をするとき、自分のなかでぶつぶつと話しをしています。考えてみれば、誰と話すわけでもないはずなのに「あーもー、だから違うって!」とか「こんな感じ?」「こうだっけ?」とか、頭のなかで、ひとりで会話していることに気がついたりします。(独り暮らしをしていると、やたらと独り言が増えたりしますが、この会話が外に漏れ出てしまうようです(笑)。)
実は、この会話こそ、自分の心の声を聞いていることそのものです。反対に、このような自分のなかの会話を意識できないときほど、変な考えに囚われていたり、自分らしくない、おかしなことを考えていたりするのです。つまり、この会話ができているときこそ、自分とちゃんとつながれているということになります。心と会話するって、意外と普段からやっているのです。
また、ついでに、この会話の前に「心よ!」と呼びかけてみましょう。そうすれば、心は、必ず、ちゃんと答えてくれます。どんなことでも。そうやって、心に聞いた答えが、わたしにとって本当に必要なことだったりするのです。さぁ、心の声を聞いてみましょう。「心よ!いま、わたしに必要なことは?」
『ANGEL PRAYERS ORACLE CARDS』 By Kyle Gray
陰陽五行による解説
陰陽五行では、「心」は「火」に象徴されます。「火」が触媒的に関わることは、自分の「思い」を「現実」にしていくために必要なので、「心」とつながるということは、「火」の触媒を扱うための必要条件になります。今回は、自分の心とうまくつながるための方法を簡単に書いてみました。
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