ずっと他人に合わせることを学んできたわたしには、純粋な自分のやりたいことはわからないし、やりたいことが出てきたとしても、それを実行したらダメだって思ってしまいます。わたしがやりたいと思っていることは、まわりからみたらオカシイことであって、そんなことを実行しようものなら、みんなから嫌われて、独りぼっちになってしまうって思ってしまうんです。
本当は、自分のやりたいことって考えたとき、シンプルに「これがしたい!」って出てくるはずです。「これがしたい!」からそうするだけのことで、それ以上のことは必要ありません。まわりの反応とか、どう思われるかとか、そんなのはこれっぽっちも関係なくて、自分がただそうしたいから、そうするだけがすべてのはずです。
自分のなかの、シンプルに「これがしたい!」をちゃんと受け取ってみる。「これがしたい!」ってシンプルに思いつかないのなら、まわりのことを考えてしまっていたり、あえて自分を押さえつけようとしていたり、いずれにしても、自分にフォーカスできていないときです。わたしがみるべきは、いつもわたしの内側。わたしの内側が、シンプルに求めているものを、シンプルに受け取るだけでいいんです。
『Sacred Sea ORACLE』 By Justine Serebrin
陰陽五行による解説
「シンプル」に考えることは「まわりのごたごた」を取り除いて考えることです。「まわりのごたごた」は「関係」があってはじめて成り立つので、陰陽五行では「土」に象徴されます。そのため、「シンプル」に考えることは「土」を排除するので「金」にあたります。つまり、「シンプル」に考えようとすることはそのまま「金の触媒」作用を発揮して、より自分らしくあることにつながっていきます。
コメント