明日の自分と、昨日の自分

オラクルメッセージ

そういえば、小さいころは、過去の自分に相談するってことはしなかった。今、目の前にあることをはじめるかどうか考えたとき、今までの経験云々って考えていなかった。

保育園の、大きなコルクのブロックで大きなお家を組み立てようとしたとき、わたしの目に映っていたのは、完成された大きなお家と、それを作ったという明日からの武勇伝。もしかしたら、昨日も同じことをしようして、完成できなかったのかもしれないけれど、そんなことはどうでもよかった。後片付けがたいへんで、ひとりではそれもできなくて、先生に怒られたのかもしれないけれど、そんなこともどうでもよかった。とにかく今は、目の前にブロックでお家を作って、その達成感に浸りたかった。

過去の自分に相談するようになったのはいつからだろう。「前にもこれで失敗したからやめとこう」とか「また怒られるからやらないでおこう」とか、そんな後ろ向きな思考で、いくつの可能性を潰してきただろう。

昨日の自分に相談したって、今日の自分は超えられない。だって、昨日から成長したのが今日の自分だから。明日の自分に相談したら、今日の自分を超えて、明日の自分になっていく。そう、あのブロックのお家が完成できた、わたしになっていく。

『Oracle of Mystical Moments』 by Catrin Welz-Stein

陰陽五行による解説

「明日の自分に相談する」は、究極的に「自分を認める」ということです。なぜなら、すでに「未来の現実」があるものとして、今の行動を決めているということだから、そうなることが当然という姿勢で行動しているわけです。そうやって行動を決めていけば、そうなるしかないので、子供の頃にやろうと思ったことはちゃんと「実現」してきたはずです(あくまで子供の力でできることが中心ですが)。大人になった今なら、さらに大きなところで「思い」を「実現」するための力として使うことができるということになります。

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