すべてがカンペキなタイミングであり、それも本当は自分が決めていること。ということは、なんだかうまくいかない状態であること、またそれを感じていること自体も、わたしがそれを自分で選んで決めたこと。いろいろうまくいってほしいって思っているはずなのに、どうして、あえてそんなことをするのだろう?
わたしにとって、うまくいかない経験は、ひとのツラさがわかること、深いレベルで共感できること。いろんなことがひとりでサクサクできてしまうと、ひとのツラさがわからないから、それを癒すこともできなかったはずです。大きなトラウマを抱えているのも、自分の傷で、相手の傷を包み込んで、深い癒しを提供するため。それがなければ、わたしは整体も占い(カウンセリング)もやっていないだろうし、心理学もこれほど勉強しなかった。一言でいえば、勉強の機会のために、これだけの苦しみを抱えて、うまくいかない悩みをずっと持ってきたといえます。
逆説的だけど、うまくいかないことを自分で選択しているということに気がつけば、そこから学び、抜け出すことができます。いくら学びと言ったって、ずーっと「うまくいかない」でいる必要なんてないんです。うまくいくために、うまくいかないを経験しているだけ。つまり、それはうまくいくことが前提であって、その現実はいつでも変えることができます。いずれにしても、わたしがそれを選択しています。
『Medicine Heart Oracle』 by Alana Fairchild
陰陽五行による解説
「うまくいかない」という「現実」も、そう「思う」からそうなるのであって、自分でそれを「認めている」からそうなっているということになります。つまり、すべては自分の思い通りなのです。これを陰陽五行では「木」から「土」の相剋ルートといいます。

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