小さな自分から脱出する方法

オラクルメッセージ

自分を変えたいと思った時、よく「コンフォートゾーンから出ましょう」といわれます。「コンフォートゾーン」とは、快適に過ごせる状態のことで、それ以外のことをすると自分の「枠」を越えられるというのです。でも、結局具体的に何をすればいいのか、どこまでのことをすればいいのか、わたしにはよくわかりませんでした。

個人的な結論としては「何でもいいから、いつもの自分ではやらないようなことをやってみる」ということです。カフェでいつもと違うものを頼むとか、1人で美術館に行ってみるとか、普段は並ばない宝くじの列に並ぶとか。なんでもいいのです。いつもの自分なら絶対やらないよなー、っていうようなことを片っ端からやってみましょう。大きな勇気はいらなくて、いつものパターンを少し変えるだけで十分です。でも、できるだけ変なことのほうがより効果的だと思います。自分でも「ありえないー(笑)」って思っちゃうようなことのほうがよりわかりやすく、変化が出てくるでしょう。

ちょっとずらしたことをやってみると、小さな自分から脱出して、大きな世界につながっていくことができるのです。あなたの可能性は、そんなもんじゃない!

『Mystical Shaman Oracle』 by  Alberto Villoldo, Colette Baron-Reid

陰陽五行による解説

「いつもと同じこと」は、陰陽五行では「土」に象徴されます。「土」は「自分の立ち位置」のことですが、そこに居続けることは「枠」となり、自分の可能性を制限するものにもなっていきます。この「枠」のことを心理学では「コンフォートゾーン」といっているわけです。

そこから抜け出すには通常「金の触媒」と呼ばれる、少し厳しいきっかけが必要になったりします。要は、大きな問題が発生してはじめて、自分がこのままではいけないということに気づかされるということです。これを意識的にやってしまおうというのが、今回の内容で、少しずつずらしたことをやってみることで「土」の「枠」を拡大させて、自分の「枠」にずっぽりとハマることを防ぐということができるのです。

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