ここにいるたったひとつの目的

オラクルメッセージ

わたしがこの世界にいるたったひとつの目的は、ステキな体験をすることです。スピリチュアル的な考え方でいえば、他の世界では肉体を持たないので、肉体を持って物質的なものを楽しむことができるのはこの世界だけであると説明されます。

そういうわからない世界の話はともかくとしても、少なくとも悩んだり、嘆いたりすることが、わたしがこの世界にいる目的だとは思えません。それもひとつの経験だといえばそうですが、しかし、悩みや嘆きは結局のところ、自分が行動しないことやできなかったことに原因があるでしょう。ですから、この人生をよりステキなものにするためには、ステキなアイデアをステキな体験に変えていくことがすべてであると思うのです。

時々、得体の知れない不安や焦りのようなものが浮かんでくることがあります。「このままでいいのだろうか?」「何をすればいいのだろうか?」と頭でごちゃごちゃ考えてしまうのです。この感覚を紐解いていくと行き着くところは「何もできずにこの世を去る恐怖」だとわかります。つまり、せっかくこの世に生まれても「ステキな体験」をすることができないことに、わたしは深いところで恐怖を感じているようなのです。

ですから、逆に「何もできずにこの世を去る恐怖」にしっかりと向き合い、それを感じてみると、今日をステキな経験で埋め尽くしたくなってきます。それまでネガティブな思考に囚われていたことがバカらしくなって「こんなことで悩むためにここにいるんじゃねぇよ!」と、本当にいろいろやってみたい気分になるのです。ここにいるたったひとつの目的は、ステキな体験をすること。さぁ、今日も楽しもう!

『Mystical Journey Oracle』 By Tennessee Charpenter

陰陽五行による解説

陰陽五行では「肉体」は「土」に象徴されます。「土」は「自分の立ち位置」であり、方角でいえば「真ん中」、すなわち世界の在り方を決めるところでもあります。つまり、わたしたちは物質としての「肉体」をもってはじめて「自分の立ち位置」を知り、世界を認識できるというわけです。肉体の感覚の在り方が、世界の在り方を決めていくといってもよいでしょう。

そのため、悩みや嘆きなどの「思い」に囚われてしまうことは、世界を正確に認識できず、歪んだ世界をみていることになります。「思い」は「木」の象徴なので、世界と向き合うことから本質的にズレてしまっているわけです。

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