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こじつけられた体の痛み

オラクルメッセージ

人間は自分の感情すらよくわかっていないことがあります。どうして今不快感を感じているのか、また不快になってこんな行動をしてしまっているのか、自分でもよくわからなくなるときがあるのです。

なかでも体の痛みは、自分でもよくわからなくなってしまう典型的なものです。別に運動して痛めたとか、無理な姿勢を取ったとか、そういった特別な原因もないのに、体に痛みを感じることがあります。病院などに行ってみても「別に異常はみつからない」し、「姿勢の改善」や「やるべき運動」みたいなことを指導されるけれど、効果があるのかもさっぱりわからない。そして、気がつけば慢性的な痛みを抱えていて、心のどこかで「そういうものなのだ」と諦めてしまいます。

実はケガや体の負担によるものではない、原因のはっきりしない体の痛みは、メンタル(感情)の影響が大きかったりします。細かいことは痛みの部位や場合によってそれぞれですが、多くの場合は「抑圧された感情」が噴き出すような形になっています。現代医学では「体の痛み」⇒「不快感」と考えますが、実際には「不快感」⇒「体の痛み」となっていることがほとんどです。(東洋医学ではケガでさえ、そのときその部位を切ることが必要だったと考えます。)

つまり、この自分が感じていると信じている体の痛みさえ、こじつけられたものであって、本当は体の痛みではない可能性があります。体の痛みを感じているときこそ、自分の心と向き合うときです。感情的な抑圧、感情的な不快感はありませんか?本当はしたいことを我慢したり、言いたいことを言えなかったりしていませんか?そういった不快感の積み重ねが、解消されない慢性的な体の痛みへとつながっています。今こそ、それを解消するべきチャンスであるということをこの賢い体が教えてくれているのです。

『Shadow and Light Oracle』 By Selena Moon

陰陽五行による解説

陰陽五行では「痛み」は「木」、「思い」「感情」も「木」に象徴されるので、直接エネルギー的なつながりがあることがわかります。また、この2つをつなぐ「神経」も「木」に象徴されます。「感情」と「痛み」が「神経」と通してつながっていることは、現代医学でも明らかになってきつつあるところです。

また、「木」である「感情」は「土」の「現実」を歪めてしまう「木剋土(もっこくど)」の関係があります。「土」は「肉体」の象徴でもあるので、「感情」が「肉体の感覚」すら変化させてしまうというわけです。その結果、深いところの「感情」から「肉体の痛み」として感じられることになります。

「感情」からくる「肉体の痛み」の場合、いくら「肉体」に対処しても解消されません。原因は「感情」ですから、いつまでも「木剋土」によって、感覚の歪みが生じてくるのです。ですから、体が痛いときこそ、自分の心と向き合うときです。そこに、本当の自分の気持ちが隠されている可能性があります。

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