やりたいと思っていることがあるのに、後回しになってしまうのは、意識的な抵抗があるからです。自分の内側にある魂みたいなところでは、それをやることが確実に自分にとっていい方向に進むことだとわかっているのに、変化が怖い意識の部分が抵抗しているのです。
そんなときには、少しだけ視点をずらして、別の方法を試してみましょう。意識が抵抗するのは、あまりにも大きな変化を感じてしまって、それが怖くなってしまうからです。そのため、小さな変化を少しずつ起こしていくと、その意識の抵抗はそれだけ小さくて済みます。
廊下の端のドアを目指すのは遠くても、隣の部屋のドアならすぐに開けることができます。そうやって小さな変化を繰り返していくと、いつのまにか、目指すドアが隣のドアになって、ちゃんと目的地にたどり着けるのです。やりたいことをやるために。
『Queen of the MOON ORACLE』 By Stacey Demarco
陰陽五行による解説
自分のなかの「やりたいこと」をやることは、自分の「魂」の声を聞くことに近いものがあります。これは、陰陽五行では「土剋水」の相剋ルートに象徴されることです。「土」から抜けだして「水」を目指すことは、心理学でいうところの「コンフォートゾーン」を抜ける必要があり、ここには意識的な抵抗が伴うのが自然です。ですから、それをできるだけ小さく分割し、少しずつの変化を起こしていくということで書いてみました。
コメント