自分でなんとかしようとしないところに「癒し」が発生します。自分でなんとかしようとしていると、どこまでいっても「緊張」であって、そこに「癒し」はありません。「癒し」が必要なときには、自分でなんとかしようとしなくても、勝手に癒されていくのが普通のことです。
疲れたら眠たくなるのが自然であるように、「癒し」が必要なときには、ちゃんと「癒し」の手段が用意されています。それを人間は意識的に頑張ることで、なかったことにしてしまうから、自分で余計に疲れるほうを選び取っていくのです。
わたしにとって癒しが必要なときには、夜になると眠たくなるように、勝手に癒しがもたらされます。なにも意識しなくても、勝手に癒されていく。それが人間の本来持っている、癒しの力です。
『ENERGY & SPIRIT Oracle』 By Sandra Anne Taylor
陰陽五行による解説
今回は「癒し」は「自然」に起こるということで書いてみました。夜になると「眠たく」なるのと同じように「癒し」が起こると考えると、陰陽五行では「睡眠」=「水」なので、「癒し」も「水」だと考えられます。「水」によって、「木」が高まる=「また元気になる」と解釈できます。「水」は「目にはみえないもの」の象徴です。そのため、これは「流れ」に任せるしかないということになり、自分で意識しているところには「癒し」は発生しないとなります。
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