好きなものこそ、わたしの証

オラクルメッセージ

わたしがわたしであることを示すのに、なにを指標にしたらいいだろう、と考えます。

顔は整形で変えることができるし、体つきも筋トレとか食生活で変わっていきます。人間のアイデンティティは、まわりの環境で決まるともいうけれど、まわりの環境も常に変わり続けています。わたしのなかで、わたしを示す、ずっと変わらないものって何だろう?

もう少し視点を落として生物の基本を考えてみます。たしか、ゾウリムシにも特定の化学物質に寄っていく一方で、別の化学物質からは逃げるみたいな性質がありました。光からも逃げて、より深いところに潜ろうとするのでした。もしかしたら好き嫌いは、あまり変わらない?でも、嫌いなものは大人になると克服したりできるから、じゃあ、好きなものはどうだろう?

そう、本当に好きなものって、いったん飽きたように感じたとしても、また元に戻ってくるものです。深いところで一生の付き合いたいだと思っているから、それとの距離の取り方を心得ているのかもしれません。ゾウリムシでさえ、自分の好きがはっきりとわかっていて、それに従って、進む方向を決めています。本当は、遺伝子レベルで刻まれた「好き」がきっとあります。でも、それは自分にとっては当たり前だから、普段は気がつかないだけ。いつの間にか出来上がった自分のまわりの環境をみてみれば、そこに自分だけの好き、わたしがわたしであることを示すものが見えてきます。

『The Magic of Unicorns Oracle Cards』 by Diana Cooper

陰陽五行による解説

「わたし」というのは、この「現実世界」を生きるためのある種の「枠」といえます。陰陽五行ではこの「枠」は「土」に象徴されます。「土」は、わたしの「思い」によって形作られていきますが、ここで重要なのは「火」の触媒と呼ばれるものです。これは「心」が反応していること、そして、その直感に従うことがポイントになります。そのため、ここで「好き」かどうかが重要になるわけで、「好き」によってわたしという「枠」が作られていくことになっています。

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