「言ってることがようわからん」

オラクルメッセージ

弟と話をしていると、横で聞いていた祖母に「あんたらの言ってることは、ようわからん」と、よく言われていました。祖母によると、会話のテンポが早すぎるのと、わたしたちがゴニョゴニョしゃべるからだということでしたが、なにかそれだけではないような気がしていました。

あとになっていろいろわかってきたのは、本質的に嫉妬があったということ。わたしと弟とは、家庭のなかでいちばん若いし、そこに可能性があった。祖母は亡くなるまで、大学に行けなかったこと、車の免許を取らせてもらえなかったことetc.etc.を悔しがっていたから、わたしたちがそれをサラリとやっていける、そんな時代も羨ましかったんですね。

また、よく覚えているのは、小学5年生のとき、学校で「一生懸命」の「懸」の字を習ったと祖母に言ったら「もうそんなの習ったの?うらやましいね!」って直接的に言われたこと。当時は深く考えなかったけれど、あのとき、祖母の目は笑ってなかった。

大切なのは、こういった嫉妬からくる発言を真に受けないで、受け流すことです。真に受けると、巻き込まれて、下の立場に置かれ続けてしまいます。わたしの人生は、わたしのものです。他の誰かに合わせたり、空気を読んだりする必要もないのです。わたしは、わたし、全力で、この人生を楽しみたい。

『Lakshmi Oracle』 by Elisabeth Jensen

陰陽五行による解説

ここでのポイントは、祖母の「価値観」にハマってしまうと「あ、こういうことしちゃいけないんだ!」と弟との話だったり、自分の勉強だったりというものに罪悪感を覚えてしまうということです。「罪悪感」とは、ある「枠」のなかでそれがあたかも罪であるかのようにされることで、感じる感覚のこと。その罪悪感によって、本来の自分の動きができなくなっていくわけで、それが可能性を潰されるということです。そのため、その価値観から分けて考えるということが必要であり、それを陰陽五行では「土」から「水」への相剋ルートで説明されています。

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